小麦胚芽でコーティングした表面

レクチンファミリーに属する小麦胚芽レクチンは一般的な小麦胚芽(Triticum Vulgaris)由来のヘマグルチニンです。特有の糖質構造をもつ複合糖質および糖タンパク質を分離するためにレクチンが幅広く用いられることはよく知られています。
小麦胚芽レクチンはN-アセチル-D-グルコサミン残基を含む分子に特異的な親和性を示します。

小麦胚芽レクチンでコーティングした表面は糖タンパク質、酵素および細胞膜の糖質画分に特定の方法で結合させるための強力かつ高感度なツールとなります。

ポリスチレンの光学的特性が変わらないため、改質した表面を有力な診断分析用ツールとして使用することが可能です。

応用例

  • 正常細胞表面および形質転換細胞表面の研究
  • 膜糖タンパク質を含む糖タンパク質の精製
  • 細胞発生過程および細胞周期過程の細胞表面の変化に関する研究