ビオチンでコーティングした表面

ビオチン(ビタミンH)(分子量244.31Da)はあらゆる生細胞にごく微量(通常は0.0001%)に存在する小さな天然補因子です。ビオチン分子は、通常はリシン側鎖のアミンのアミド結合によって吉草酸のカルボン酸基を介しタンパク質(ピルビン酸カルボキシラーゼなど)に結合した状態で存在します。
ビオチンでコーティングした表面は、ビオチンのアビジンまたはストレプトアビジンとの特異的結合を含む免疫化学の中で最も有用な相互作用の一つを実現することのできる、強力なツールとなります。この結合は一定の高親和性(10 -15 M)を有します。

ポリスチレンの光学的特徴は変わらないため、改質した表面を、生物学的試験を行うための有効なツールとして活用することが可能です。

本表面は以下のような応用に有用です。

  • アビジンとの相互作用
  • ストレプトアビジンとの相互作用